Chapter 3 of 24

ルカの福音書3

皇帝テベリオの治世の第十五年、ポンテオ・ピラトがユダヤの総督、ヘロデがガリラヤの国主、その兄弟ピリポがイツリヤとテラコニテ地方の国主、ルサニヤがアビレネの国主であり、

アンナスとカヤパが大祭司であったころ、神のことばが、荒野でザカリヤの子ヨハネに下った。

そこでヨハネは、ヨルダン川のほとりのすべての地方に行って、罪が赦されるための悔い改めに基づくバプテスマを説いた。

そのことは預言者イザヤのことばの書に書いてあるとおりである。 「荒野で叫ぶ者の声がする。 『主の道を用意し、 主の通られる道をまっすぐにせよ。

すべての谷はうずめられ、 すべての山と丘とは低くされ、 曲がった所はまっすぐになり、 でこぼこ道は平らになる。

こうして、あらゆる人が、 神の救いを見るようになる。』」

それで、ヨハネは、彼からバプテスマを受けようとして出て来た群衆に言った。「まむしのすえたち。だれが必ず来る御怒りをのがれるように教えたのか。

それならそれで、悔い改めにふさわしい実を結びなさい。『われわれの先祖はアブラハムだ。』などと心の中で言い始めてはいけません。よく言っておくが、神は、こんな石ころからでも、アブラハムの子孫を起こすことがおできになるのです。

斧もすでに木の根元に置かれています。だから、良い実を結ばない木は、みな切り倒されて、火に投げ込まれます。」

群衆はヨハネに尋ねた。「それでは、私たちはどうすればよいのでしょう。」

彼は答えて言った。「下着を二枚持っている者は、一つも持たない者に分けなさい。食べ物を持っている者も、そうしなさい。」

取税人たちも、バプテスマを受けに出て来て、言った。「先生。私たちはどうすればよいのでしょう。」

ヨハネは彼らに言った。「決められたもの以上には、何も取り立ててはいけません。」

兵士たちも、彼に尋ねて言った。「私たちはどうすればよいのでしょうか。」ヨハネは言った。「だれからも、力ずくで金をゆすったり、無実の者を責めたりしてはいけません。自分の給料で満足しなさい。」

民衆は救い主を待ち望んでおり、みな心の中で、ヨハネについて、もしかするとこの方がキリストではあるまいか、と考えていたので、

ヨハネはみなに答えて言った。「私は水であなたがたにバプテスマを授けています。しかし、私よりもさらに力のある方がおいでになります。私などは、その方のくつのひもを解く値うちもありません。その方は、あなたがたに聖霊と火とのバプテスマをお授けになります。

また手に箕を持って脱穀場をことごとくきよめ、麦を倉に納め、殻を消えない火で焼き尽くされます。」

ヨハネは、そのほかにも多くのことを教えて、民衆に福音を知らせた。

さて国主ヘロデは、その兄弟の妻ヘロデヤのことについて、また、自分の行なった悪事のすべてを、ヨハネに責められたので、

ヨハネを牢に閉じ込め、すべての悪事にもう一つこの悪事を加えた。

さて、民衆がみなバプテスマを受けていたころ、イエスもバプテスマをお受けになり、そして祈っておられると、天が開け、

聖霊が、鳩のような形をして、自分の上に下られるのをご覧になった。また、天から声がした。「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」

教えを始められたとき、イエスはおよそ三十歳で、人々からヨセフの子と思われていた。このヨセフは、ヘリの子、順次さかのぼって、

マタテの子、レビの子、メルキの子、ヤンナイの子、ヨセフの子、

マタテヤの子、アモスの子、ナホムの子、エスリの子、ナンガイの子、

マハテの子、マタテヤの子、シメイの子、ヨセクの子、ヨダの子、

ヨハナンの子、レサの子、ゾロバベルの子、サラテルの子、ネリの子、

メルキの子、アデイの子、コサムの子、エルマダムの子、エルの子、

ヨシュアの子、エリエゼルの子、ヨリムの子、マタテの子、レビの子、

シメオンの子、ユダの子、ヨセフの子、ヨナムの子、エリヤキムの子、

メレヤの子、メナの子、マタタの子、ナタンの子、ダビデの子、

エッサイの子、オベデの子、ボアズの子、サラの子、ナアソンの子、

アミナダブの子、アデミンの子、アルニの子、エスロンの子、パレスの子、ユダの子、

ヤコブの子、イサクの子、アブラハムの子、テラの子、ナホルの子、

セルグの子、レウの子、ペレグの子、エベルの子、サラの子、

カイナンの子、アルパクサデの子、セムの子、ノアの子、ラメクの子、

メトセラの子、エノクの子、ヤレデの子、マハラレルの子、カイナンの子、

エノスの子、セツの子、アダムの子、このアダムは神の子である。

ルカの福音書 3 · KJV Audio
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